株式会社BANDAI SPIRITS(バンダイスピリッツ公式)が展開する一番くじは、2026年に入りさらなる進化を遂げています。1回あたりの価格帯は、近年の原材料費や物流コストの高騰を反映し、下位賞のクオリティ底上げとともに1回750円〜850円(税込)が業界のスタンダードとして定着しました。
年間を通じて発表されている一番くじ発売予定の動向を見ると、2026年は週替わりで毎週3〜5タイトルが投入される過密日程が組まれています。特に市場の注目を集めているのは、連載25周年やアニメ新章を迎えたメガヒット作品のマスターピース級フィギュアを擁するシリーズです。
玩具業界のマーケティング担当者は次のように解説します。
「2026年の一番くじ最新ラインナップは、従来のジャンプ系王道バトル作品(『ONE PIECE』『ドラゴンボール』『呪術廻戦』など)に加え、女性層やインバウンド需要を強烈に牽引するVTuber・サンリオ・ゲームIPの比率が全体の約35%まで伸長しています。これにより、特定の購買層だけでなく、老若男女が発売日に店頭へ押し寄せる構図が常態化しています」
発売スケジュールはおおむね毎週土曜日の朝を基軸に設定されていますが、取扱店ごとの物流タイムラグや後述するオンライン販売のタイムシフトによって、入手難易度はタイトルごとに極端な二極化を見せています。