近年のリビング設計では、ふかし壁単体ではなく、素材感とライティングを組み合わせたハイブリッド型の意匠が主流となっています。
代表的なトレンドが、エコカラットふかし壁と間接照明テレビボードの組み合わせです。ふかし壁の中央部にLIXILのエコカラットプラス(ストーングレースやディープバサルトなど)を施工し、ふかし壁の上下または左右に建築化照明(コーブ照明・コーニス照明)を仕込む設計です。間接光がタイルの陰影を際立たせ、昼と夜で全く異なる上質な表情を生み出します。
また、最新の施工トレンドとして「フロート式テレビボードとの一体化」が増加しています。床から浮かせて壁面に固定するフロートテレビボードの配線をすべてふかし壁内部に落とし込むことで、床面にコードが一切露出しない完全なノイズレス空間が実現します。ルンバなどのロボット掃除機の走行を妨げない点も、共働き世帯から高い支持を集めています。