検索エンジンで「ユーキャン死ね」という物々しい言葉が上位に浮上するたび、多くの人々が「一体何があったのか」と驚きを隠せない。この検索急増の根底には、日本の年末の風物詩である賞の選考を巡る大きな物議と、人々の記憶に刻まれた「不快感」と「共感」の対立がある。
渦中となったのは、「ユーキャン新語・流行語大賞」におけるトップテン選出だ。世相を反映した言葉を選ぶという建前の一方で、過激な表現や特定の政治的ニュアンスを含む言葉が選ばれた際、協賛企業である企業名と暴言とも取れるフレーズが合体し、ネット上で拡散された。なぜこれほどまでに検索され続けるのか。それは、単なるゴシップにとどまらず、メディアのあり方や言葉の選定基準に対する一般庶民の不満と疑問が、現在進行形でくすぶり続けているからにほかならない。