数字のデータだけでは見えてこない、学校生活の実態はどうなのでしょうか。SNS上の投稿、大手掲示板、そして現役生・保護者への現地ヒアリングから那覇国際高校の評判と校風の真の姿が浮かび上がってきます。
「開邦のようなガチガチの受験特化型進学校とは違い、行事や部活動、ファッションも含めて青春を全力で楽しむ空気が根付いている」(普通科2年生の男子生徒)という声があるように、生徒の自律性を重んじる気風が顕著です。制服の着こなしや身だしなみに対する過度な拘束はなく、スマートで自立した生徒像が好まれます。
一方で、保護者側の視点からはシビアな実情も語られます。「自由な校風に甘えて学習リズムを崩すと、あっという間に学内順位の下位に転落します。学校の手厚い補習に頼るというよりは、自学自習ができる生徒か、あるいは東進や河合塾マナビスなどの予備校を上手く活用している生徒が上位を独占している印象です」(卒業生の母親)。
自由を享受できるのは「自己管理能力を備えた生徒のみ」という不文律が存在し、主体的に勉強へ向かえない生徒にとっては、周囲のスマートな雰囲気とのギャップがストレスになり得る一面も浮き彫りになっています。