告別式とはどんな儀式?葬儀との決定的な違いやマナー・費用を徹底解説

告別式とはどんな儀式?葬儀との決定的な違いやマナー・費用を徹底解説

告別式とはどんな儀式?葬儀との決定的な違いやマナー・費用を徹底解説の疑問点について、最新情報を詳しくお届けします。

ネット上には旧来の因習や不正確な俗説が今なお散見されます。現場の検証取材から明らかになった、告別式にまつわる代表的な誤解を是正します。

誤解1:「友引の日に告別式を行ってはならない」という迷信

「友を冥土に引き寄せる」として友引の告別式を忌避する風潮がありますが、これは完全な言葉の語呂合わせに過ぎません。友引は元々中国から伝わった六曜の一つで「勝負がつかない引き分けの日(共引)」を意味し、仏教の教義とは一切関係がありません。火葬場が友引を定休日に設定している地域が多いため日程が避けられる実務上の都合であり、火葬場が稼働していれば友引に式を執り行っても何ら宗教的な問題はありません。

誤解2:「出棺前の釘打ちは絶対に行わなければならない」という思い込み

かつては出棺の直前、棺の蓋に小石を使って釘を打ち込む「釘打ちの儀」が広く行われていました。しかし、葬祭業界の最新調査によると、現在首都圏の斎場において釘打ちを実施しないケースは約8割に達しています。遺族に心理的なトラウマを残さないための配慮や、棺の密閉性能向上に伴い、花を棺いっぱいに満たす「花入れ」のみで静かに蓋を閉じる形式が現代のスタンダードとなっています。

誤解3:「通夜と告別式の両方に参列しなければ不義理になる」という誤解

「両方出ないのは失礼か」という相談が絶えませんが、両日とも参列するのは基本的に親族やごく親しい間柄に限られます。一般の知人や仕事関係者の場合、どちらか一方への参列で十分に礼は尽くされています。日中の告別式に出席できるのであれば告別式へ、仕事の都合等で夜しか動けない場合は通夜へ参列するのが現代の一般的な社会通念です。なお、両日参列する場合であっても、香典を渡すのは初日(通夜)の1回のみであり、2日目は受付で記名のみを行います。

山崎 陸
著者

山崎 陸

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