ネット上の掲示板やSNSでは「アングラで治安が悪そう」「不衛生ではないか」といった声が散見されます。しかし、大手チェーンを中心に進められた近代化により、現場の実態はかつてのイメージから様変わりしています。
オートロック付き完全個室の居住性と設備
部屋の広さは1畳半から2畳程度が標準的で、フラットなウレタンマット敷きの部屋や大型リクライニングチェアが配置されています。成人男性が足を完全に伸ばして横たわることができる設計になっており、仮眠スペースとしての居住性はカプセルホテルと遜色ありません。
特筆すべきはオートロック式のドアと内鍵です。入退室時は暗証番号や専用キーカードをかざす仕組みになっており、就寝中に外部から勝手に開けられるリスクは排除されています。大型液晶モニター、ヘッドホン、PCや充電用コンセント、無料高速Wi-Fiが標準配備されており、単なる鑑賞部屋を超えた個人ブースとして完成されています。
無料シャワーとアメニティの充実度
宿泊需要を意識した店舗では、24時間利用可能なシャワールームが設置されています。多くの店舗で宿泊パック利用者はシャワー利用料が無料となっており、ボディーソープやシャンプー、バスタオル、歯ブラシ、ドライヤーなどもフロントで無料貸出または備え付けられています。早朝の出社前に身だしなみを整える環境は十分に整っています。
衛生面と清掃オペレーションの実際
最も懸念される衛生状態について、利用者の退室ごとにマットのアルコール除菌やシーツの交換、オゾン脱臭機による空間除菌を実施する店舗が定着しました。ただし、空調が各部屋個別ではなくフロア一括管理となっているビルも多く、タバコや独特の芳香剤の匂いが微かに残るケースはゼロではありません。匂いに極めて敏感な人は、消臭スプレーの持参や完全禁煙フロアを備えた店舗を選ぶ自衛策が有効です。