ドゴアルヘンティーノの真実|飼育禁止の真相と日本での飼育・性格を解説

ドゴアルヘンティーノの真実|飼育禁止の真相と日本での飼育・性格を解説

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ドゴアルヘンティーノ(Dogo Argentino)は、1920年代後半のアルゼンチンにおいて、アントニオ・ノーレス・マルティネス博士を中心とするブリーダーたちによって誕生しました。作出の主目的は、パンパ(南米の草原地帯)に生息する凶暴な野生イノシシやピューマを追跡・捕獲するパックハンティング(集団狩猟)です。

ベースとなったのは、かつて闘犬として名を馳せたコルドバ・ファイティング・ドッグ。ここにイングリッシュ・ポインター、グレート・デン、ボクサー、ブルテリア、ボルドー・マスティフ、アイリッシュ・ウルフハウンドなど、合計10種に及ぶ名犬種の血統が綿密な交配計画のもとで掛け合わされました。過酷な気候に耐えうるスタミナ、獲物を発見する嗅覚、大型獣を圧倒する骨格、そして仲間同士で喧嘩をせず協調して獲物を追い詰める社会性が極限まで追求された結果です。

ドゴアルヘンティーノの大きさ・体重は、国際畜犬連盟(FCI)の基準において、オスの体高が60〜68cm、体重は40〜45kg。メスは体高60〜65cm、体重40〜43kgと規定されています。全身を覆う被毛は純白のショートコートで、遠くからでも狩猟者が獲物と犬を誤認して誤射しないよう配慮されたものです。

特筆すべきは、獲物を逃さない噛む力(咬合力)です。測定条件により諸説あるものの、一般的な中型・大型犬を大きく凌駕する約500PSI(重量ポンド毎平方インチ)前後に達すると見積もられており、これは警察犬として知られるジャーマン・シェパード(約238PSI)の2倍以上に相当します。頑強な顎と厚い首筋が連動し、一度標的を捕らえたら骨ごと固定する「ホールド力」こそが、この犬種が世界最強クラスと称される所以です。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。