主人公の「ハムテル」こと西根公輝を静かに、かつコミカルに演じ切ったのは当時若手実力派として脚光を浴びていた吉沢悠だ。無表情ながらも動物たちへの深い愛を感じさせる絶妙な演技で、ハマリ役との高い評価を得た。彼は現在も映画や舞台、テレビ作品で第一線に立ち、成熟した芝居を見せている。
ハムテルの親友で極度のネズミ嫌いである二階堂役を好演した要潤の存在感も際立っていた。彼のコミカルな演技は作品の清涼剤となり、その後も数々の人気作で唯一無二のポジションを確立した。さらに、強烈な個性で視聴者を圧倒した漆原教授役の江守徹。ベテランとしての圧倒的な貫禄と振り切った怪演が、ドラマの魅力を何倍にも引き上げていたのは紛れもない事実だ。