松本穂香さんの顔立ちの変遷を振り返る上で、まず押さえておきたいのが彼女のキャリア初期の姿です。2015年に短編映画で女優デビューを果たした当時の彼女は、まだ10代後半のあどけなさが残り、ナチュラルな素朴さが際立っていました。この頃の写真を確認すると、現在と変わらない高めの鼻筋と特徴的な小鼻のラインがすでに確認できます。
世間に広くその名と顔が認知された大きな転機は、2017年のNHK連続テレビ小説『ひよっこ』での青天目澄子役でした。分厚い丸メガネをかけ、食いしん坊でおっとりとしたキャラクターを熱演した彼女は、あえてビジュアルの華やかさを抑えた役作りを行っていました。この『ひよっこ』時代は、コミカルな表情や下からのアングルが多かったため、視聴者の視線が自然と鼻や口元に集まりやすかったという背景があります。
その後、2018年のドラマ『この世界の片隅に』で約3,000人のオーディションを勝ち抜いて主演に抜擢され、一躍トップ女優の仲間入りを果たします。20代中盤から現在にかけては、映画の主演や話題作への出演が続き、モード系のファッション誌グラビアやハイブランドのモデルを務める機会も急増しました。顔立ちが洗練されたことで「昔と顔が変わったのでは?」と感じる人が増えたと考えられますが、これは成長に伴う輪郭の引き締まりと、プロのヘアメイク技術による印象の変化によるものです。