終着駅の逆襲!西武多摩川線是政駅が魅せる歴史と再開発の全貌

終着駅の逆襲!西武多摩川線是政駅が魅せる歴史と再開発の全貌

終着駅の逆襲!西武多摩川線是政駅が魅せる歴史と再開発の全貌の総合ガイドをご紹介します。最新トレンドが詰まっています。

この小さな終着駅の生い立ちを紐解くと、東京の都市発展を裏で支えたダイナミックな歴史に行き当たる。大正期、急速な近代化を進める東京の街づくりに不可欠だったのが、多摩川で採取される質の高い砂利やセメント資材だった。これを効率よく首都へ運ぶために敷設されたのが、現在の西武多摩川線の前身である多摩鉄道だ。

この路線の開通と経営に深く関わったのが、後に西武グループの礎を築く実業家・堤康次郎である。「ピストル将軍」の異名をとった彼の果敢なインフラ投資と先見の明によって、単なる産業用レールだった路線は、やがて地域住民の足へと脱皮を遂げた。河川の砂利採取が全面禁止された後も、線路は力強く生き残り、いまも当時の産業遺産の残り香を沿線に漂わせている。

山田 真由
著者

山田 真由

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