長良川温泉の最大の特徴は、空気に触れることで酸化し、鮮やかな赤褐色(黄金色)へと変化する独特のにごり湯です。泉質は「単純鉄冷鉱泉」で、鉄分と炭酸水素塩を高濃度で含有しています。湧出時は無色透明ですが、湯船に注がれる過程で濃密な茶褐色へと姿を変え、高い保温効果と血行促進作用をもたらします。
十八楼の大浴場は、明治時代の土蔵を再生した「蔵の湯」と、木々のぬくもりを感じる「川の音」など、趣の異なる多彩な湯殿が時間帯によって男女入れ替え制で楽しめます。川風を感じながら浸かる露天風呂からは、長良川の穏やかな水面と金華山の稜線を一望でき、日常の緊張を解きほぐす深いリラクゼーションが得られます。
よりプライベートな寛ぎを求める層に絶大な支持を得ているのが、「露天風呂付き客室」です。客室にいながら長良川のせせらぎに耳を傾け、好きな時間に名湯を独占できる贅沢は、記念日利用や大人のご褒美旅行において極めて高い満足度を記録しています。伝統建築の風合いを残しつつも、シモンズ製ベッドの導入や段差を抑えたユニバーサルデザインの採用など、現代の旅行者が求める快適性が細部まで行き届いています。