Q1:両家の母親で「一方が着物、もう一方がスーツ」になるのはマナー違反ですか?
A1:厳密なマナー違反(タブー)とまでは断定されませんが、視覚的な格式に差が生じるため推奨されません。一般に訪問着はスーツ(略礼装)よりも格が上と見なされやすく、洋装側の親御さんが気後れしてしまうリスクがあります。和装を希望する場合は、必ず事前に新郎新婦を通じて「母は着物を着たいと考えているが、そちらのご意向と合わせたい」と打診し、格のトーンを統一するのが鉄則です。
Q2:靴やバッグ、アクセサリーは何を選ぶのが50代として上品ですか?
A2:靴は3〜5cmヒールのプレーンな本革パンプスが基本です。つま先(トゥ)や、かかとの出ているミュール・サンダルは厳重に避けてください。ストッキングは必ず肌色のナチュラルなものを着用します。アクセサリーは冠婚葬祭用として信頼の厚い「白の一連パールネックレス(7.5〜8.5mm珠)」または小ぶりな上品デザインのゴールド・プラチナを選び、派手な音の鳴るバングルや長すぎるドロップ型ピアスは控えます。
Q3:手持ちの黒のフォーマルワンピースを顔合わせに流用しても問題ありませんか?
A3:デザインとお悔やみ感の排除に細心の注意が必要です。黒無地のシンプルなワンピースは、一歩間違えると通夜や告別式の装いに見えてしまいます。流用する場合は、明るいシャンパンゴールドやシルバーのノーカラージャケットを羽織る、華やかなコサージュや二重パールを合わせる、明るい色調のバッグやスカーフを差し色にするなど、必ず「祝意の光」を取り入れる工夫を施してください。