グラント・イーワンズの最大の特徴は、一般的な口コミ型ネットワークビジネスと異なり、個人経営のエステサロンや美容室を販売拠点(代理店)として取り込むBtoBtoC戦略にあります。創業者の稲井田章治氏は、従来の補正下着訪問販売が抱えていた「密室での強引な押し売り」という課題に対し、女性が日常的に通うサロン空間での試着・提案をシステム化しました。
報酬プランの根幹には、仕入れ割引率(掛け率)の差益(ダイレクトマージン)と、育成したグループ全体の売上から配分されるオーバーライド(育成ボーナス)が組み込まれています。ランクが上がるほどメーカーからの直接仕入れ価格が下がり、粗利が増える仕組みです。
エステティシャンにとっては「施術以外の物販収入源」として機能する一方、上位タイトルを目指すためには自身や紹介者の売上ボリューム(PV/点数)を維持・拡大する必要があり、これが過剰なまとめ買いや、顧客に対する積極的すぎるビジネス勧誘を生む背景となっています。