富良野エリアへの宿泊を検討する際、最も頻繁に寄せられる疑問が「新富良野プリンスホテル」と「富良野プリンスホテル(旧館・本館)」の差異です。名称こそ類似しているものの、両施設はコンセプト、設備規模、立地動線において明確に差別化された別個のホテルとして機能しています。
1972年に開業した「富良野プリンスホテル」は、赤い三角屋根が印象的なクラシカルな山岳リゾートホテルです。客室数は112室と中規模で、北の峰ZONEのスキーゲレンデに隣接し、アットホームで落ち着いたプライベート感を重視するスキーヤーや長期滞在者に親しまれてきました。
対して1988年に開業した「新富良野プリンスホテル」は、地上12階建て・407室を誇る巨大な円形タワー形状のメガリゾートです。最大の違いは、敷地そのものがひとつの観光目的地として設計されている点にあります。地下から湧出する自家源泉の天然温泉、作家・倉本聰氏がプロデュースした「ニングルテラス」や「風のガーデン」、多彩なレストラン群を内包しており、ホテルから一歩も出ることなく丸一日を優雅に過ごせるインフラが整っています。