「目的地に最も早く到着することを目指す」——これは桃鉄における大きな落とし穴です。ネット上の掲示板やSNSでも「目的地を目指していたのに、直前で他人にゴールされ、最遠地点に取り残されて即座にボンビーがついた」という阿鼻叫喚の声が後を絶ちません。真の勝負は、貧乏神対策となすりつけ方の攻防にあります。
目的地までのマス目を常に全員分カウントし、「自分が次のターンで確実にゴールできない」かつ「他プレイヤーがゴール圏内にいる」状況であれば、目的地の反対方向へ逃げる、あるいは他プレイヤーの近くへ寄せておくのが定石です。貧乏神がついてしまった場合のなすりつけルールは以下の2通りしかありません。
- すれ違いなすりつけ:他プレイヤーがいるマスを通過(追い抜く)するだけで、貧乏神はその相手に乗り移る。
- 同マス停止なすりつけ:他プレイヤーが待機しているマスにぴったり重なって停止する。
ここで威力を発揮するのが、先述した進行系カードです。サイコロ1個の出目運では「すれ違い」すら叶いませんが、急行系や特急系を保持していれば、数百億円の損害をもたらすキングボンビーを他人に強制押し付けすることが可能となります。
万が一、なすりつける対象がおらずキングボンビーに変身されてしまった場合は、無駄にあがいて優良物件を端から安値売却される前に、あえてマイナス駅に飛び込んで物件を売却処分し、手持ちが底をついた瞬間に徳政令カードを使って全額チャラにするという高度な資産逃走テクニックも存在します。