悪天候が予想される際、多くのゴルファーが直面するのが「交通アクセス」と「キャンセル対応」にまつわるトラブルです。ネット上の掲示板などでは曖昧な情報が散見されますが、現場の運用と道路環境には知っておくべき明確な事実があります。
まずアクセス面について、最寄りの東名高速道路・大井松田ICからの所要時間は平常時で約15〜20分程度とされています。しかし、インターチェンジを降りて県道からゴルフ場へ登っていくアプローチ区間は、傾斜の急な曲がりくねった山道が続きます。雨天時には路面に落ち葉や雨水が流れやすくスリップの危険が高まるほか、冬季の早朝は平野部が無事でもコース手前の日陰カーブが局地的に凍結していることがあります。「平地感覚で普通タイヤのまま早朝に向かい、ヒヤリとした」という事例もあるため、前夜に雨や雪が降った日の移動スケジュールには十分なマージンを確保しなければなりません。
次に、小田原ゴルフ倶楽部松田コースのキャンセル規定に関する誤解です。一般的に「雨が降れば無条件でキャンセル料が免除される」と思い込んでいる利用者がいますが、ゴルフ場側の公式約款では、降雨そのものだけでは免除対象とならない運用が基本です。通常、プレー日を含む数日前から組単位のキャンセル料が発生するルールが定められており、免除となるのは「台風の直撃や豪雨・降雪によりゴルフ場側がクローズ(営業休止)を判断した場合」や「危険を伴う特別警報の発令時」などに限られます。小雨程度で自己判断により無断キャンセルを行うと所定の違約金が請求されるため、天候不順が明らかな場合は前日の規定時刻までに必ず倶楽部フロントへ直接連絡を入れ、当日の開催見込みを確認する姿勢が求められます。