出張者の動きも変わった。単に「駅近で安い」という基準だけで選ぶ時代は終わり、現在は「どれだけ生産性を上げられるか」が重視されている。客室には人間工学に基づいたオフィスチェアや、Web会議の背景を意識した照明設計が標準装備されるようになった。
また、チェックアウト後も利用できる宿泊者専用のコワーキングスペースを併設するホテルが急増している。新幹線の時間ギリギリまで快適な環境で仕事をし、そのまま上野駅から北陸や東北へ向かう。このタイムパフォーマンス(タイパ)の高さが、多忙なビジネスパーソンから絶大な支持を得ている理由だ。