地方経済・地域ビジネスの停滞を打ち破る起爆剤として期待を集めるのが、新潟ベンチャーキャピタルをはじめとする投資プレイヤーの動きだ。長年、ベンチャー不毛の地と囁かれてきた新潟だが、近年はアグリテックやバイオ、環境エネルギー領域で独自の技術を持つ大学発スタートアップが続々と誕生している。
かつては創業初期の資金調達難から県外へ流出していた起業家たちが、地元キャピタルからのハンズオン支援とシードマネーを獲得し、新潟に本社を置いたまま全国展開を狙う事例が目立つようになった。単なる資本提携に終わらず、地元の老舗企業との実証実験を仲介するオープンイノベーションの動きは、硬直化した地域経済に強烈な刺激を注入している。