大手修理チェーンのエンジニア取材データや、ユーザーコミュニティ(SNS・知恵袋)に寄せられる実例を分析すると、iPhone 7特有の構造的な課題が浮かび上がってきます。
iPhone 7のホームボタンは、従来のiPhone 6s以前のような「物理的に沈み込むボタン」ではなく、感圧センサーとTaptic Engine(振動モーター)による擬似クリック感を採用した初めてのモデルです。このため、本体の電源が切れている状態やシステムが完全にフリーズしている状態では、ホームボタンを押しても一切クリック感(反発)が得られません。
ユーザーの声の中には、「ボタンが硬くて押せない」「故障したのかと思った」という投稿が多く見られますが、これは故障ではなく仕様です。また、経年劣化によって本体右側のスリープボタン内部のタクトスイッチが摩耗・陥没し、物理的に押し込めなくなる個体も目立っています。
実際にAssistiveTouchへ移行したユーザーからは、「ボタンが壊れて修理代を覚悟したが、画面タップだけで撮影できるようになり快適」「片手でWeb記事を読みながら気になった部分をダブルタップで保存できるため、手放せなくなった」といった現場のリアルな評価が集まっています。