ONE氏による原作Webコミック版と、村田雄介氏によるとなりのヤングジャンプ連載のリメイク版では、ブラストの描かれ方に明確な構成上の差異が設けられています。
リメイク版では、怪人協会編の地下においてサイタマ・マナコ・閃光のフラッシュの前に突如姿を現し、神のキューブを回収する姿が描かれました。さらにガロウ戦への直接介入や、ボロスに酷似したシルエットを含む異次元の仲間たちの存在など、スケール感のあるSFアクションとして早い段階から情報が開示されています。
一方で原作版におけるブラストは、長らく「シルエットと伝聞のみ」で語られる伝説のヒーローとして慎重に温存されてきました。新組織ネオヒーローズの台頭と息子ブルーの登場によってようやくその輪郭が語られ始めるなど、読者の想像力を掻き立てるミステリアスな牽引役としての演出が徹底されています。