柔軟剤のポテンシャルを100%引き出すには、投入のタイミングと水量のコントロールが不可欠となる。全自動洗濯機であっても、機械任せにせず適切な設定を意識するだけで仕上がりは劇的に変化する。
最も重要なルールは、「最後のすすぎ(ためすすぎ)の水が溜まった段階で投入すること」だ。全自動洗濯機の柔軟剤投入口は、最後のすすぎ時に自動で注水される仕組みになっているが、ケース内に固まった柔軟剤のカスが溜まっていると適時に流れ出ない。月1回の投入トレー清掃は必須のメンテナンスといえる。
また、近年のドラム式洗濯機利用者が直面しやすいのが「ドラム式洗濯機で柔軟剤の香りが残らない」という現象だ。ドラム式はタテ型に比べて水量が約30〜50%少なく、衣類同士を叩きつけるように洗う構造を持つ。そのため、繊維への摩擦が強く、少ない水分中で香料カプセルが破壊・脱落しやすい。ドラム式を使う際は、設定で「注水すすぎ」を選び水量を1段階増やす、または脱水時間を短め(3〜5分程度)に設定することが有効なアプローチとなる。