【独占取材】「かむながらのみち」未公開の口伝と古代日本人の精神性

【独占取材】「かむながらのみち」未公開の口伝と古代日本人の精神性

【独占取材】「かむながらのみち」未公開の口伝と古代日本人の精神性にまつわる興味深い視点を詳しく紐解きます。

「神ながら」という思想を歴史上最も深く探求した人物として、江戸時代の国学者である本居宣長を外すことはできない。宣長は『古事記伝』の中で、儒教や仏教といった「漢意(からごころ)」——すなわち人為的な理屈や概念に捉われる前の、素朴で純粋な日本人の心情(「真心」)こそが神ながらの道であると主張した。

さらに、その思想を受け継ぎ、より神秘主義的・実践的な領域へと押し広げたのが平田篤胤だ。篤胤は幽冥界(死後の世界や見えない神々の世界)との繋がりを重視し、目に見える現実界と目に見えない世界が重なり合って存在する古代人の世界観を再現しようと試みた。

学術的アプローチとしての神道・宗教学において、両者の論考は今なお強い影響力を持つ。二人が残した膨大な著述は、「解釈された神道」ではなく「生きられた神道」の本質を思い起こさせるものであり、現代の研究においても新たな発見を提示し続けている。

山田 真由
著者

山田 真由

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