初めてタバコを吸う人が必ず直面するのが、「煙を肺まで入れるべきか」という疑問です。喫煙方法には大きく分けて「ふかし(口腔喫煙)」と「肺喫煙」の2種類があり、それぞれ目的と味わい方が異なります。
タバコのふかしと肺喫煙の違いは、煙を口内にとどめるか、肺の奥まで吸い込むかにあります。「ふかし」は葉巻やパイプのように煙を口に含んで香りや甘みを舌で味わい、そのまま吐き出すスタイルです。一方、「肺喫煙」は煙を肺に届けることでニコチンを効率よく吸収し、特有の充足感(いわゆるスロートキック)を得る吸い方です。紙巻きタバコでは肺喫煙が一般的ですが、いきなり直接肺へ吸い込もうとすると、高熱の煙と強い刺激で気管が収縮し、確実にむせ返ってしまいます。
そこで実践したいのが、タバコでむせない吸い方の決定版である「2段階呼吸」です。
【むせずに肺へ煙を入れる3ステップ】
1. ストローで飲み物を吸い上げる感覚で、煙を一度「口の中」だけに溜める(肺には入れない)。
2. タバコを口から離し、口を半開きにして新鮮な外気と一緒に煙を「スッ」と肺の深くまで吸い込む。
3. 肺に煙を溜め込まず、息を吐くように自然と口や鼻から煙を逃がす。
煙を空気で薄めながら温度を下げるこのステップを踏むだけで、喉への強いアタックを大幅に軽減できます。