「ブリーチなしのピンクベージュは、黒髪からでも本当に綺麗に染まるのか」という疑問に対し、サロンの現場データから導き出される結論は「室内光ではほんのり温かみを感じる暗めベージュ、自然光にかざすと透明感のあるピンクが透ける仕上がり」となります。インスタグラム等で見かける白みがかったミルキーピンクやペールトーンは、例外なく1回以上のブリーチ履歴が存在します。
日本人の地毛(バージン毛)は赤褐色のユウメラニンを豊富に含んでおり、通常のワンプロセスカラー(1回染め)でリフトアップできる明るさは最大でも11〜12トーン程度です。染料のピンクを濃く入れるほど明度が沈んで暗く見え、逆に明るさを優先してリフト力を上げるとアンダートーンのオレンジ味が強く露出し、ピンク感が打ち消されてしまいます。
そのため、ピンクベージュ黒髪から1回の施術で狙える着地点は、落ち着きのある7〜9トーンのブリーチなし暗めピンクベージュが基本となります。オフィスや学校の規定が厳しい環境でも浮かない、上品でツヤのある質感表現として非常に高い完成度を誇ります。