同店が打ち立てたビジネスモデルは、現代のフードビジネスやマーケティング戦略の原点となっている。スープのカスタマイズ性、キャラクター性を前面に出した社長個人のインフルエンサー化、さらにはタイアップ商品の開発など、今日では一般的となった手法の多くを30年以上前にすでに実践していたのだ。
日本の外食産業において、ラーメンという日常食を「カルチャー」および「夜のエンターテインメント」へと昇華させた功績は極めて大きい。現在のアジアンフードブームや海外でのとんこつラーメン人気を紐解くと、その根底には当時の熱狂が作った下地が存在していることがわかる。