競技の舞台から退いた高橋大輔が現在歩んでいる道は、フィギュアスケートの既存概念を大きく塗り替えるものです。単なるプロスケーターとしての滑走にとどまらず、舞台演出、プロデュース、さらにはダンスや演劇との融合公演において、圧倒的な存在感を発揮しています。
パートナーである村元哉中とともに結成した「かなだい」は、引退後もユニットとしての活動を継続。互いの信頼関係を基盤に、アイスショーでの圧巻のパフォーマンスはもちろん、ファッション誌のモデルやテレビ番組への出演など、マルチな分野でオファーが絶えません。
特筆すべきは、高橋自身がプロデュースを手がけたアイスショー『滑走屋』をはじめとする実験的かつエネルギッシュな試みです。従来の優雅なアイスショーとは一線を画し、スピード感と群舞の迫力を前面に押し出した演出は、長年のスケートファンのみならず、ダンスやエンタメ業界の関係者からも絶賛を浴びています。