なぜ国語は赤で数学は青?教科の色イメージが分かれる驚きの真相を徹底解明

なぜ国語は赤で数学は青?教科の色イメージが分かれる驚きの真相を徹底解明

なぜ国語は赤で数学は青?教科の色イメージが分かれる驚きの真相を徹底解明について見逃せない ポイントを分かりやすい構成で解説いたします。

個人の脳内に刻まれた色彩体験の原点を辿ると、そこには教育産業と文具・オフィス用品業界が長年築いてきた製品戦略が見えてくる。昭和から平成、そして令和にかけて、コクヨ株式会社をはじめとする大手文具メーカーは、学年や教科ごとに学習帳の表紙をカラーコード化して展開してきた。ランドセルの中で教科書やノートを瞬時に識別させる工夫が、子どもたちの脳に強烈な初期体験として刷り込まれたのだ。

文部科学省の学習指導要領改訂に伴い改訂される検定教科書も、視覚的判別性を考慮して表紙や見出しのカラーリングを設計してきた。幼少期に毎日目にする教材の装丁は、意識下で教科の「体温」として定着する。大人が何気なく口にする教科のイメージカラーは、実は精密に設計されたプロダクトデザインの成果とも言える。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。