検索エンジンで店名を打ち込むと、関連キーワードとして「炎上」という不穏な単語が顔を出すことがある。しかし、店舗で衛生問題や接客トラブルなどの不祥事が起きた事実は一切存在しない。このワードが浮上した背景には、インターネット特有の情報拡散メカニズムがあった。
発端は、激辛マニアの間で話題となった極辛メニューの挑戦動画や、山盛りチーズのハイカロリーなビジュアルがTikTokやX(旧Twitter)で爆発的に拡散されたことだ。「胃袋が燃え上がるような辛さ」「背徳感が凄まじい」といったセンセーショナルな投稿が独り歩きし、一部のまとめサイトが誇張した見出しをつけたことで検索候補に記録されたとみられる。実際のネットの反応を観察すると、「中毒性が高すぎて週3で通ってしまう」「並んででも食べる価値がある」といった絶賛の声が圧倒的多数を占めており、ネガティブな騒動とは無縁の人気ぶりを証明している。