道の駅の成否を分ける最大の要素は、その地域ならではの「キラーコンテンツ」の有無にあります。その点において荒尾市が誇る農水産物のポテンシャルは極めて高く、特に荒尾道の駅特産品荒尾梨の存在感は際立っています。
「荒尾ジャンボ梨」として全国的に知られる新高(にいたか)をはじめとする梨のブランド力は絶大です。収穫シーズンにおける朝採れ梨の直売はもちろん、通年で観光客を惹きつけるための加工品開発(梨スイーツ、コンポート、クラフト飲料など)や、有名パティシエとのコラボレーション展開が期待されています。
さらに、日本一の干潟が広がる有明海産の「有明海苔」や新鮮な魚介類、熊本県産あか牛、地元野菜をふんだんに使った地産地消レストランの導入など、食を通じた体験価値の創出が計画されています。ただの物産館ではなく、「食のエンターテインメント施設」としてプロデュースできるかが勝負の分かれ目となります。