亀梨和也『ごくせん2』の衝撃|小田切竜の伝説と仁亀ブームの真相

亀梨和也『ごくせん2』の衝撃|小田切竜の伝説と仁亀ブームの真相

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日本テレビ系土曜ドラマ枠で2005年1月15日から3月19日にかけて放送された『ごくせん』第2シリーズは、初回から26.5%という異例の高視聴率でスタートを切りました。全10話の期間平均視聴率は28.0%、最終回では32.5%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)を叩き出し、同年の年間ドラマ視聴率ランキングで堂々の第1位を獲得しています。

この爆発的なヒットを牽引した最大の原動力が、3年D組のリーダー格である小田切竜を演じた亀梨和也の存在でした。1986年2月23日生まれの亀梨は、放送開始時点で18歳(撮影期間中に19歳の誕生日を迎える)。所属するKAT-TUNはジャニーズJr.内ですでに絶大な人気を誇っていたものの、公式なCDデビューは翌2006年3月であり、名実ともに「デビュー前のJr.が全国区のゴールデンタイム連ドラで準主役を務める」という異例の大抜擢でした。

仲間由紀恵演じる熱血教師・山口久美子(ヤンクミ)と対峙する小田切竜は、家庭環境に深い孤独を抱え、暴力や喧嘩に対して一歩引いた冷徹な観察眼を持つキャラクターとして描かれました。感情を爆発させる直情型の不良像が主流だった学園ドラマにおいて、内に秘めた葛藤と理性を繊細な目の芝居で表現した亀梨の演技は、ティーン層のみならず幅広い世代の視聴者を釘付けにしました。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。