江戸時代の部屋住みとは?武家次男三男の悲哀と結婚できない過酷な実態

江戸時代の部屋住みとは?武家次男三男の悲哀と結婚できない過酷な実態

江戸時代の部屋住みとは?武家次男三男の悲哀と結婚できない過酷な実態の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点でまとめました。

Q1:部屋住みの武士が一生結婚できなかった場合、老後はどうなったのですか?
A1:甥(兄の息子)が当主となった後も屋敷の片隅で暮らし続けるか、出家して寺に入るのが一般的でした。兄が亡くなり甥の代になるとさらに立場が弱くなり、親族の厄介者として肩身の狭い晩年を送ることが大半でした。

Q2:長男が亡くなった場合、部屋住みの次男は自動的に跡を継げたのですか?
A2:原則として、長男に子供がいなければ次男が嫡男に繰り上がり、家督を相続できました。ただし幕府への届出や年齢制限、将軍への御目見(おめみえ)手続きなど厳格な審査をクリアする必要がありました。

Q3:大名家にも部屋住みはいたのですか?
A3:大名家にも多くの部屋住みが存在しました。大名の子息であっても他家への養子先が決まらない場合は、藩邸内の長屋などで静かに暮らすことを強いられました。第8代将軍・徳川吉宗も、もともとは紀州藩主の三男として長い部屋住み時代を経験した歴史的な例外の一人です。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。