手に入れた五橋を100%楽しむためには、温度帯と料理の組み合わせにこだわりたい。銘柄や造りによってその表情はドラマチックに変わるからだ。
純米大吟醸酒などの華やかなタイプは、8〜10℃程度にしっかりと冷やしてワイングラスで愉しむのがベスト。白身魚のお刺身や繊細な出汁料理と合わせると、お互いの繊細さが引き立つ。一方で、木村杜氏渾身の生酛造りのラインナップは、少しぬるめの燗(40℃前後)につけることで真価を発揮する。温度が上がることで米の旨味がグッと開き、焼き鳥のタレ焼きや甘辛い煮付け、さらには濃厚なチーズといった癖のある料理とも抜群の相性を見せるのだ。