東海道新幹線が台風や豪雨に弱いとされる最大の理由は、静岡県内を中心とする河川の氾濫リスクや、盛り土区間・斜面における土砂災害の危険性にある。これに対しJR東海は、沿線の法面(のりめん)補強工事や防護壁の増設、さらに水はけを劇的に改善する排水設備の再構築を継続的に進めてきた。
特に盛り土構造が続く区間では、センサーが地中の水分量をリアルタイムで計測。豪雨による地盤緩みを未然に察知するハードウェアのアップグレードが施された。これにより、安全性を一切犠牲にすることなく、運転規制からの復旧スピードが格段に早まっている。