伝統の継承にとどまらず、新しい住空間の提案にも力を注いでいる。現在注目を集めているのが、現代建築やマンションの間取りに合わせた和室再生リノベーションプロジェクトだ。従来の重厚な和室から、リビングとシームレスにつながる開放的なタタミコーナーへの改装需要が急増している。
その主役を担うのが、スタイリッシュな市松模様を織りなす琉球畳・ヘリ無し畳だ。縁(へり)を排したシンプルなスクエア形状は、北欧家具やモダンインテリアとも見事に調和する。伝統工芸・住宅リフォーム産業の架け橋として、若い世代にも新鮮な感動を与える空間づくりが次々と形になっている。