同店のアイデンティティとも呼べるのが、注文を受けてから生地を仕立てるふわっとろパンケーキです。厨房内で卵白をメレンゲ状に泡立て、リコッタチーズやクリームチーズを合わせた特製生地を低温でじっくりと焼き上げます。スプーンですくった瞬間に泡のように消えていく食感は、従来のホットケーキやハワイアンパンケーキとは完全に一線を画す仕上がりです。
提供までに約15分から20分の焼き時間を要しますが、焼き立ての湯気とともに運ばれてくる体験そのものが、利用者の幸福感を刺激します。SNS上では「飲めるパンケーキ」と評されることも多く、メイプルシロップをたっぷりかけて味わうプレーンタイプに加え、季節限定のフルーツや宇治抹茶をあしらったバリエーションもリピーターを飽きさせません。
さらに午前中の集客を牽引しているのが、開店から10:30まで提供されるモーニングメニューです。単品ドリンク(珈琲や紅茶各種)を注文すると、厚切りのバタートーストにゆで卵、あるいはトーストに小倉あんやキャラメルホイップなどを選べる無料サービスが付帯します。珈琲1杯の価格(500円〜600円台)でゆったりとしたモーニングタイムを過ごせるコストパフォーマンスの高さは、出勤前のビジネスパーソンからシニア層、朝のママ友会まで強固に囲い込んでいます。