結論から明かすと、都立立川高校には学校指定の制服はもちろん、着用を義務付けられた「標準服」すら存在しません。日々の登校から課外活動に至るまで、完全に個人の裁量に委ねられた私服登校が認められています。
高校生活のスタートを飾る入学式の時点では、女子生徒の約75〜80%がイーストボーイなどで揃えた「なんちゃって制服(市販のブレザー+プリーツスカート)」を選んでいます。中学校の制服とは異なるチェック柄のスカートやリボンを身に付け、高校生らしい装いを楽しむ生徒が多数派を占めるのが通例です。
ところが、ゴールデンウィークを過ぎて夏服のシーズンを迎える頃から、校内の風景は劇的に変化します。着脱のしやすさや動きやすさを重視してカジュアルな私服へ移行する生徒が増加し、秋の文化祭(立高祭)の頃には、なんちゃって制服を日常的に着る生徒は20%未満にまで減少します。2年生・3年生になると、ほぼ全員がTシャツやパーカー、スウェット、デニムといった自分好みの私服で過ごすのが立川高校の日常風景です。