小布施のランチシーンを牽引するのは、なんといっても江戸時代から続く栗文化の伝統です。観光客の多くが目当てにする名物「栗おこわ」は、店舗ごとに仕込みや炊き上げの流儀が大きく異なります。
中でも圧倒的な知名度を誇るのが、竹風堂 小布施本店の「山家定食」や「栗強飯(くりこわ)」です。竹風堂では厳選された国産栗のみを使用し、甘露煮ではなくホクホクとした栗の自然な甘みともっちりしたもち米の食感を純粋に味わえるのが特徴。2階フロアは広々としており、回転率が高いため、混雑時でも比較的スムーズに案内される利便性があります。
一方、日本庭園を眺めながら落ち着いた空間で食事を楽しみたい層に支持されているのが、桜井甘精堂 泉石亭です。名物の栗おこわ御膳に加え、信州名物の手打ち蕎麦とのセットメニューが充実しており、「栗も蕎麦も両方楽しみたい」という旅行者の欲張りなニーズを一手に満たしています。敷地内の手入れの行き届いた庭園美は、食前食後の散策にも最適です。
また、洗練されたコース料理で特別な時間を過ごしたいなら、小布施堂 本店(および併設のレストラン・傘風楼)が筆頭候補となります。小布施堂のランチは季節ごとの郷土食材と栗を織り交ぜた月替わりの和食・洋食コースが中心で、完全予約制または事前整理券方式が導入されています。風情ある歴史的建造物の中でいただくランチは、記念日や大人の女子旅において不動の人気を誇ります。