女性宮家とは?女性天皇との違いや反対理由・最新動向を徹底解説

女性宮家とは?女性天皇との違いや反対理由・最新動向を徹底解説

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女性宮家について正しく理解するためには、まず女性天皇および女系天皇との概念の違いを整理することが不可欠です。メディアの報道においてこれらが混同されるケースが見受けられますが、法制度上および皇統の系図上では全く異なる事象を指しています。

女性宮家とは、女性皇族(内親王や女王)が民間の男性と婚姻した後も皇族の身分を保持し、自らが当主となって宮家を創設することを指します。現行の皇室典範第12条では「皇族女子は、天皇及び皇族以外の者と婚姻したときは、皇族の身分を離れる」と規定されているため、制度導入には皇室典範の改正または特例法の制定が必要です。

これに対し、女性天皇は「女性の身分で皇位に就いた天皇」を指し、過去の歴史上推古天皇をはじめ8方10代が存在しますが、全員が父方に天皇の血を引く「男系女子」でした。一方、女系天皇とは「母方のみから天皇の血筋を受け継いだ天皇」を意味します。女性宮家を創設した場合、その配偶者や将来生まれる子どもにどのような身分や継承権を与えるかによって、女系天皇容認論へと発展する可能性があるため、この3つの概念の切り分けが極めて重要な論座となっています。

木村 陽翔
著者

木村 陽翔

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。