今回のメガプロジェクトで最も脚光を浴びているのが、世界的な建築家・隈研吾氏の参画だ。木材を大胆にあしらった独自のデザイン哲学が、コンクリートに覆われがちな駅前再開発に新たな息吹を吹き込む。日本の伝統的な木造建築の美学と、最先端の環境技術が融合した象徴的な複合タワーが誕生する予定だ。
一方で、JR東日本もこの動向を単なる一駅の改修とは捉えていない。常磐線沿線全体の価値向上に向けたフラッグシップ拠点と位置づけ、スマートステーション化を推進。都心へのアクセス利便性を極限まで高めつつ、地域資源を生かした次世代の都市インフラ構築へと舵を切った。