Nc750教習車はなぜ乗りにくい?Cb750との違いと卒検合格の極意

Nc750教習車はなぜ乗りにくい?Cb750との違いと卒検合格の極意

Nc750教習車はなぜ乗りにくい?Cb750との違いと卒検合格の極意の詳細について、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。

NC750Lの特性を把握すれば、大型二輪免許の課題走行は劇的にクリアしやすくなります。指導員が口を揃えて指導する「NC750L専用の攻略セオリー」をまとめました。

【一本橋(直線狭路)の合格テクニック:目標10秒以上】

  • スロットルはわずかに開けたまま固定:アイドリングだけで進もうとせず、エンジン回転数を約1,500〜2,000rpmに保ちます。これによりエンジンのジャイロ効果が生まれ、車体が安定します。
  • 速度調整は100%「リアブレーキ」で行う:半クラッチの位置は一定に固定し、スピードの加減速は右足のリアブレーキの踏み加減(引きずり)だけでミリ単位の調整を行います。
  • 目線は橋の終点の先(遠くの景色):前輪の直前を見るとバランスを崩します。視線を遠くの看板やフェンスに向けることで、低重心なNC750Lが自然と直進ラインをトレースします。

【スラローム・クランクの旋回テクニック】

  • パイロン手前でのアクセルオフとバンク:アクセルを戻してフロントサスを沈め、曲がりたい方向のステップに荷重を乗せて車体を倒します。
  • 立ち上がりでのアクセルオープン:パイロンを通過する瞬間にスロットルを「クッ」と開けると、NC750特有の豊かな低速トルクが車体を一気に起こしてくれます。

【足つき性と引き起こし(立ちゴケ対策)】
NC750Lは教習専用のローダウンサスペンションが組まれており、シート高は約770mmと大型二輪の中では極めて優秀です。身長160cm前後のライダーでも足裏の母指球までしっかり接地します。万が一転倒した場合の引き起こしも、エンジンガードが装着されているため車体が完全に真横に倒れず、約45度の傾斜で止まります。「腰をシートに密着させ、足腰の力で斜め上へ押し上げる」基本を守れば、腕力に頼らず軽々と復帰が可能です。

伊藤 翔太
著者

伊藤 翔太

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。