靴の幅Dは狭い?Jis規格の真実と失敗しないスニーカー選びの極意

靴の幅Dは狭い?Jis規格の真実と失敗しないスニーカー選びの極意

靴の幅Dは狭い?Jis規格の真実と失敗しないスニーカー選びの極意とはどんな影響があるのか? 背景や要点を整理してお届けします。

スニーカー愛好家の間で頻繁に議論されるのが、「ニューバランスのワイズDモデルがきつく感じる」という現象です。この違和感の正体は、ブランド特有の木型(ラスト)の設計思想にあります。

ニューバランスの代表的なラストには、細身でスタイリッシュな「SL-1(代表作:CM996など)」と、ややゆとりのある丸みを帯びた「SL-2(代表作:ML574など)」が存在します。同じワイズD表記であっても、SL-1ラストを採用したモデルはつま先から甲にかけてのホールド感が極めて強固であり、足幅が標準的な日本人男性にとっては「甲が押さえつけられる」「親指と小指が擦れる」といったタイトなフィッティングになりやすい傾向があります。

さらに、アッパー素材の違いも履き心地を左右します。天然スエードは履き込むことで足に馴染んで伸びますが、コーティングレザーや高密度ナイロンメッシュは伸縮性が控えめです。普段2Eや3Eのスニーカーを快適に履いている方がワイズDのスニーカーを選ぶ場合は、通常サイズから0.5cm(ハーフサイズ)アップすることで、横幅の圧迫感を逃がしつつ理想的なフィット感を得るのが鉄則です。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。