この意識の変化を象徴しているのが、近年のエンターテインメント業界だ。『バチェラー・ジャパン』をはじめとする人気恋愛リアリティ番組では、プールサイドやデートシーンで男性出演者の肉体美がクローズアップされる。ABEMAやNetflixで配信される話題のオリジナルドラマでも、4K・8Kという高画質化に伴い、出演者の肌のディテールまで鮮明に映し出されるようになった。
カメラの向こう側に耐えうるビジュアルを保つため、出演者たちのボディグルーミングはもはや必須の嗜みだ。画面越しに見せる隙のない美しさが、視聴者の「男の清潔感」に対する基準を急速に引き上げている。