Q1:苗を植える際、なぜ真っ直ぐ上を向かせずに溝の壁に斜めに寝かせて立てかけるのですか?
A1:ネギには強い「背地性(重力と反対方向に立ち上がろうとする性質)」があるため、斜めに立てかけておくだけで、半日から1日で自力で太陽に向かって真っ直ぐ起き上がってきます。最初から垂直に植えようとすると根元を土で強く固定しなければならず、成長点を埋めてしまったり、デリケートな根を傷つけたりするリスクが高まるためです。
Q2:植え付け時に葉先をハサミで切り落とす人がいますが、あれは何のためにやっているのですか?
A2:蒸散(葉から水分が逃げる現象)を抑えるためのプロの技です。購入した苗や掘り上げた苗は根の吸水力が一時的に落ちています。葉の上部を3分の1ほど切り落とすことで、水分の過剰な蒸発を防いで活着率を高める効果があります。必須ではありませんが、乾燥しやすい時期の定植では非常に効果的です。
Q3:土寄せに使う土が足りなくなったらどうすればいいですか?
A3:溝掘りで出た土を戻し切った後、さらに土寄せが必要な場合は、市販の培養土や畑の別の場所から集めた土に完熟堆肥を2割ほど混ぜた「寄せ土」を追加します。プランター栽培の場合は、あらかじめフチを折り返せる袋を使用するか、土留め用の波板・あぜ板をプランターの内側に立てて高さを増す手法が有効です。
Q4:ネギの葉に黒い小さなアブラムシが大量についてしまいました。無農薬で駆除できますか?
A4:初期段階であれば、粘着テープでペタペタと取り除くか、勢いのあるシャワーの水流で洗い流すのが安全です。量が多い場合は、水500mlに対して牛乳を少量(大さじ1程度)混ぜたスプレーを晴れた日の午前中に散布すると、牛乳が乾く際の収縮膜でアブラムシを窒息死させることができます。散布後は腐敗を防ぐため、夕方にきれいな水で洗い流してください。