ゲレンデにおいて「かわいい」を一日中キープできるか否かは、滑走前のヘアメイク設計にかかっています。強風、汗、ヘルメットやニット帽の摩擦、リフト上の湿気など、髪型を崩壊させる要因が雪山には充満しているためです。
現在、経験豊富なスノボ女子の間で定番化しているのが、バラクラバ(目出し帽)の導入です。かつてはバックカントリーの防寒具という位置づけでしたが、現在は薄手のストレッチ素材を採用したスタイリッシュなモデルが普及しています。バラクラバをベースに着用した上でビーニーを重ねることで、滑走中にニット帽がズレるストレスを完全に排除できます。
髪型のアレンジにおいては、「低めの位置で結ぶ編み込み(ロープ編み)」や「ツインのフィッシュボーン」が最適解とされています。ヘルメットやニット帽のアジャスターに干渉しない襟足付近でまとめ、毛束を適度に引き出してラフな空気感を持たせることで、ゴーグルを外したレストハウスでも様になります。前髪は完全に上げるか、シースルーバングを極少量だけ出し、ハード系キープミストとコーティング剤で固めるのが鉄則です。
また、顔の印象を左右するゴーグル選びでは、マグネット式クイックレンズ交換システムとワイドな平面レンズ、またはハイエンドな球面レンズが主流です。フレームレスデザインを選ぶことで視野が広がるだけでなく、顔全体をすっきりと小顔に見せる視覚的メリットが得られます。レンズカラーは、雪面の凹凸を明瞭に捉えつつ、外側から適度に目元が透ける「ピンクゴールド系ハイコントラストレンズ」が実用性とルックスの両面で高い評価を得ています。