内側からのアプローチとして、いま医療・栄養分野で熱い視線が注がれているのがビタミンB群の一種である「ビオチン」だ。ケラチンの合成を強力にサポートし、爪の厚みや弾力性を底上げする働きを持つ。
厚生労働省が策定する「日本人の食事摂取基準」においても、ビオチンは皮膚や粘膜の健康維持を助ける必須栄養素として位置づけられている。レバー、卵黄、大豆製品などに多く含まれるが、水溶性のため体外へ排出されやすい。偏った食生活が続く現代人において、しなやかで強い爪を育むためには、意識的な補給が欠かせない要素となっている。