検索需要が高まり、多くのユーザーがサービス終了を危惧するに至ったのには明確なトリガーがあります。取材班がプレイヤーコミュニティの動向や運営推移を調査したところ、主に4つの決定的要因が浮かび上がってきました。
1. 悪魔スペックの急激なインフレとPvP(デュエル)の環境激変
サ終説を加速させる最大の要因とされているのが、バトル環境における極端なパワーインフレです。『D2メガテン』の大きな魅力であるエンドコンテンツ「D×2デュエル(対人戦)」において、新悪魔が実装されるたびに過去の悪魔を完全に無力化するような強力無比な固有パッシブスキルが追加されてきました。
「先攻を取ればワンパンで壊滅」「即死無効や割合ダメージ対策が必須」といった極端な大味バトルが常態化した結果、丹精込めて育成した愛着ある悪魔が一瞬で環境から脱落。この激しいインフレ速度に疲弊したプレイヤーから「ゲームバランスの崩壊=寿命が近いのではないか」という不満や不安が噴出する事態となりました。
2. セルラン順位の乱高下と平時の売上低下
ソーシャルゲームの継続可否を測るバロメーターである売上・セルラン推移の波も、噂を助長する大きな要因です。周年フェスや超強力な悪魔が実装されるタイミングではApp Storeセールスランキングで上位に食い込むものの、イベント合間の平常時には順位が大きく後退する傾向が定着しています。平時のセルランだけを目にしたユーザーが「売上が落ちているからサービス終了が近い」と短絡的に受け取ってしまうケースが後を絶ちません。
3. アクティブ人口の減少とライト層のユーザー離れ
サービス開始から8年という歳月が経過したことで、自然減によるプレイヤー人口の減少も顕著になっています。特に複雑化したスキル構成や育成リソースのハードルは、新規参入者や復帰勢にとって高い参入障壁となりました。ギルド(ファクション)の稼働率低下やフレンドの最終ログイン日時の長期化を目の当たりにした古参ユーザーが、過疎化の危機感をSNS上で発信することが噂の拡散に繋がっています。
4. 過去のガチャ仕様改変やバランス調整を巡る炎上経緯
運営の歴史の中で発生した複数のトラブルや対応への不満も、運営への不信感として影を落としています。過去に実施されたガチャ排出確率の仕様変更や、特定の悪魔に対する弱体化・上方修正の是非を巡り、コミュニティ内で度々炎上騒動が巻き起こりました。こうした過去の運営不信の蓄積が、少しの不具合や施策の遅れに対しても「いよいよ運営が畳みに来ているのではないか」という穿った見方を生む土壌となっています。