新紙幣が流通して以降、ネット上や郵便局の窓口では、前島密の1円切手を巡ってどのようなリアルな反応が起きているのでしょうか。SNS(X/旧Twitter)や知恵袋、郵便局窓口での利用実態を調査すると、意外な現実が見えてきます。
「2024年の郵便料金改定で手持ちの古い切手を使うため、郵便局で前島密の1円切手を十数枚買い足した。キャッシュレス時代だけど、このおじいさんの顔を見るとホッとする」「渋沢栄一が一万円札になっても、前島密の1円切手には誰も勝てない風格がある」といった、愛着を込めた投稿が数多く見受けられます。
郵便局の現場窓口の担当者からも、「1円切手は毎日必ず出る基本アイテム。キャラクターものの限定1円切手が過去に登場したこともありましたが、やはり前島翁の切手でなければ落ち着かないというご年配やビジネス利用のお客様が多い」という証言が聞かれます。1円という最も小さな単位に宿る圧倒的な存在感——それこそが、日本人が前島密という人物に寄せる無意識の敬意の証といえます。