二人の熱愛疑惑が公の白日の下に晒されたのは、2017年8月のことでした。女性セブンが報じた第一報は、瞬く間にエンタメ界のトップニュースへと駆け上がりました。
記事に掲載されたのは、都内にある佐藤健さんの自宅高級マンションへと足早に入っていく吉岡里帆さんの姿でした。当時、連続ドラマ『カルテット』(TBS系)での怪演を皮切りに大ブレイクを果たし、日清食品「どん兵衛」のキャラクター『どんぎつね』などで国民的人気を得ていた最中の出来事です。特に読者の目を引いたのは、仕事を終えたばかりとおぼしき「すっぴんに濡れた髪、マスク姿」という極めてプライベートな装いでした。
手にはペットボトルが入ったコンビニの袋を提げ、慣れた足取りでエントランスへと向かう様子は、単なる知人の訪問を超えた親密さを物語るものとして大きな波紋を呼びました。取材に対して双方の所属事務所は「友人の一人であり、交際の事実はない」と定型的なコメントを発表しましたが、過熱するパパラッチの追跡と世間の詮索を止めることはできませんでした。