評論家の岡田斗司夫は、早い段階からこの現象が持つコミュニティ上の問題点を指摘していた。彼によれば、男性中心のオタクサークルは「文脈の共有」に過剰に依存する一方で、感情的なコミュニケーションにおいては極めて脆弱な構造を持つという。
コミュニケーションの潤滑油として機能するはずの女性の存在が、集団の均衡をあっけなく崩してしまう。誰かが姫との恋愛関係を成就させた瞬間、あるいは姫が外部の男性を連れてきた瞬間、それまで平穏だったサークルは一気に瓦解へと向かう。これは個人間の問題というよりも、男性側が抱える集団力学の歪みが生み出した必然の帰結なのだ。