説得力を高める話し方を身につける上で、最も汎用性が高く即効性のあるフレームワークが「PREP(プレップ)法」です。文章作成やプレゼンテーション、日々の業務報告まであらゆる場面で絶大な効果を発揮します。
PREP法は以下の4つのアルファベットの頭文字で構成されます。
- P(Point=要点・結論):一番伝えたい主張
- R(Reason=理由):その結論に至った論理的根拠
- E(Example=具体例・事例):説得力を補強する数字・実例・エピソード
- P(Point=要点・結論の繰り返し):結びとしての行動喚起・まとめ
【具体例】日常業務の提案におけるPREP法のビフォー・アフター
❌ 伝わりにくい話し方(時系列・感情先行):
「最近リモートワークが増えてコミュニケーションが減っていまして、なんとなくチームの雰囲気が停滞している気がするんです。他社でも色々ツールを入れているみたいですし、うちも新しいチャットツールを導入してみるのはどうでしょうか?」
⭕ PREP法を用いた論理的な話し方:
【P(結論)】社内コミュニケーション活性化のため、プロジェクト管理連動型チャットツールの全社導入を提案します。
【R(理由)】現行ツールではタスクの進捗が可視化されず、業務連絡の確認漏れによる手戻りが月平均15件発生しているためです。
【E(具体例)】先行して試験導入した開発チームでは、問い合わせ対応の工数が35%削減され、プロジェクト遅延率がゼロになりました。月額コストも1ユーザーあたり300円程度に抑えられます。
【P(結論)】業務効率改善とミス防止を両立するため、来月からの本導入をご検討いただけますでしょうか。
このように順序を整えるだけで、聞き手の認知負荷は劇的に下がり、意思決定のスピードが何倍にも加速します。